スマートチャネルの時代へ【ブログ】
昔は店舗、電話というのが主なコミュニケーションチャネルでした。その後、FAXやメールが普及し、シングルチャネルから「マルチチャネル」の時代が来ました。次にインターネットの普及でウェブチャネルが追加され、ユーザーの全てのタッチポイントを連携させる「オムニチャネル」の時代が到来。そして現代ではAIサービスとして、チャットボットやボイスボットの導入が増加され、様々なチャネルの選択肢がユーザーに提供されています。
一方でコミュニケーションチャネルが増えたことにより、情報疲労(情報が多すぎてわかりにくい、疲れる)を感じ始めるユーザーが一定量出てきました。また、コミュニケーションチャネルが増えることでチャネルルーティング(チャネル間の移動 例:チャットボットからコールセンターへ接続など)が複雑化、多様化されます。その結果、ミスリードも増加し、結果ユーザーへの不要な「たらい回し」を発生させてしまい、マイナス体験が増加し、CX(カスタマーエクスペリエンス)を低下させる原因にも繋がります。
スマートチャネルを実現するために抑えたいポイント
- ▪デバイスを変えることなく、ユーザーが手にしたデバイスで完結する
- ▪チャネルに明確な役割を持たせる
- ▪未解決時はエスカレーションチャネルへワンタッチで接続する
- ▪フロントチャネルは、WEB、アプリ、コールの3種くらいが適切であまり増やさない
- ▪同じUI、構成にすることでどのデバイスでも直感的にわかりやすくする
CAT.AI は「企業とユーザーのコミュニケーションをオールインワン」で提供します。チャネルデザイン、ルーティングをスマートにすることで最適なCXマネジメントの実現が可能となります。
この記事の筆者
株式会社トゥモロー・ネット
AIプラットフォーム本部
「CAT.AI」は「ヒトとAIの豊かな未来をデザイン」をビジョンに、コンタクトセンターや企業のAI対応を円滑化するAIコミュニケーションプラットフォームを開発、展開しています。プラットフォームにはボイスボットとチャットボットをオールインワンで提供する「CAT.AI CX-Bot」、生成AIと連携したサービス「CAT.AI GEN-Bot」を筆頭に6つのサービスが含まれ、独自開発のNLP(自然言語処理)技術と先進的なシナリオ、直感的でわかりやすいUIを自由にデザインし、ヒトを介しているような自然なコミュニケーションを実現します。独自のCX理論×高度なAI技術を以て開発されたCAT.AIは、金融、保険、飲食、官公庁を始め、コンタクトサービスや予約サービス、公式アプリ、バーチャルエージェントなど幅広い業種において様々なシーンで活用が可能です。