トゥモロー・ネット、企業向けマルチAIエージェント導入を加速するアプライアンス製品「Qeek AI Orchestrator」を発表

~セキュアかつ拡張性の高いAIエージェント環境の迅速な構築を支援~
株式会社トゥモロー・ネット(本社:東京都品川区、代表取締役社長:李 昌珍 以下、トゥモロー・ネット)は本日、「CAT.AI マルチAIエージェント」の提供開始、および「CAT.AI マルチAIエージェント」搭載のアプライアンス製品「Qeek AI Orchestrator(クイック エーアイ オーケストレータ―)」を9月4日から提供開始することを発表しました。本製品は、企業内に保有する情報資産を安全に活用しながら、AIによる業務効率化を推進するための、次世代生成AIシステムです。1台から導入でき、中小企業から大企業まで、アプライアンスを追加するだけで柔軟かつセキュアにサーバーを拡張することができます。導入に必要な工程を大幅に簡素化し、短期間でAI環境を構築することでできるため、トゥモロー・ネットの提供するCAT.AI マルチAIエージェントの利用をスムーズに開始することができます。
トゥモロー・ネットは、本日、複数の異なる専門的なAIエージェントが連携して情報収集・判断・実行を分担することでタスクの並行処理を可能とする「CAT.AI マルチAIエージェント」の提供を開始しました。こうした、AIエージェントを活用するには、大量のデータの参照が不可欠であり、それを支えるサーバーの高い拡張性が求められます。
今回発表するQeek AI Orchestratorでは、アプライアンスを追加するだけで簡単にサーバーを導入・拡張可能で、中小企業からエンタープライズレベルまで柔軟に対応できます。一般的に、AI基盤を構築する際には、要件定義からハードウェア構築、AI環境構築、運用設計など複雑な工程が必要で、導入まで最低でも数か月を要します。インフラ管理とAIサービス管理を統合した本製品では、起動初期設定、検索フォルダの指定、Webへのアクセス設定だけで、CAT.AI マルチAIエージェントの導入が可能となります。
また、AIエージェントの普及に伴って、よりパーソナルなデータ活用が進んでおり、クラウドへのデータ保存に対して不安を抱える企業が少なくありません。特に、顧客対応データを多く保有する企業では、オンプレミスでのAI導入ニーズが高まっています。Qeek AI Orchestratorは、クラウド環境、およびオンプレミス環境のどちらにも対応しています。スタータープランでは、クラウドを介してGPUを利用することでより手軽に、スモールプランおよびスケールプランでは、オンプレミス環境にGPUリソースを配置するため、社外秘のデータや人事情報などの機密情報も安心して活用できます。
Qeek AI Orchestrator:3つのプラン
- スターター
クラウド上の大規模言語モデル (LLM) を活用することで、初期コストを抑えて迅速に導入可能。まずはスモールスタートでAI活用を始めたい企業に最適なモデルです。 - スタンダード
GPU搭載アプライアンスにより、社内データの活用と保護を両立。高セキュリティかつ安定したAI処理環境を構築したい企業に適したモデルです。 - スケール
高性能GPUサーバーによる柔軟なスケールアウト構成で、大量データ処理や高度なAIワークロードにも対応。全社規模での本格展開に最適なモデルです。
提供開始時期
Qeek AI Orchestratorは、2025年9月4日より提供を開始します。
提供価格:初期費用 200万円から 月額 15万円から
詳細は、下記をご確認ください。
CAT.AI マルチAIエージェント:https://cat-ai.jp/multi-aiagent/
Qeek AI Orchestrator:https://www.tomorrow-net.co.jp/product/qeek-ai-orchestrator/
「CAT.AI(Customer Agent of Tomorrow AI) マルチAIエージェント」について
「CAT.AI マルチAIエージェント」は、複数の専門AIエージェントが連携してタスクや問い合わせ対応を自動化する、AIコミュニケーションプラットフォーム「CAT.AI」の最新機能です。リードエージェントが各AIエージェントを制御・連携することで、シングルエージェントでは難しい、複雑なタスクを並行処理可能です。金融・保険・行政でのコンタクトサービスや予約サービス、公式アプリなど多様な業界・業種の様々なシーンで活用でき、業務の効率化を支援します。トゥモロー・ネットは、サービス利用者がストレスや手間なく問い合わせを行うことで、顧客満足度の向上を支援する「エフォートレス」な設計を目指し、CX(顧客体験)デザインを重視したAIサービスの開発・提供に取り組んでいます。
詳細は https://cat-ai.jp/multi-aiagent/ をご覧ください。
トゥモロー・ネットについて
トゥモロー・ネットは、AIで新しい社会を創る「Visionary AI Orchestrator」として、AIに関するインフラ、プラットフォーム基盤、アプリケーション、サービス、ユーザーインターフェイスにおいて最適なAI環境の導入を支援するトータルAIソリューションカンパニーです。創業以来培ってきた豊富なインフラ導入実績を活かしてGPUサーバーを含むAI基盤の選定・運用から、自社開発のチャットボット/ボイスボット、生成AI連携、マルチAIエージェントといった最先端のAIソリューションを用いたITシステムの構築を一気通貫で提供します。社会インフラ、金融、流通、コールセンターや行政サービスなどあらゆる分野におけるAIニーズをサポートし、社会をよりよい未来へ導くことを目指しています。
https://www.tomorrow-net.co.jp/
本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社トゥモロー・ネット ビジネス企画部門
メールアドレス tmn.press@tomorrow-net.co.jp
※記載されている会社名、製品名、サービス名は株式会社トゥモロー・ネットまたは各社の商標もしくは登録商標です。
この記事の筆者

株式会社トゥモロー・ネット
AIプラットフォーム本部
「CAT.AI」は「ヒトとAIの豊かな未来をデザイン」をビジョンに、コンタクトセンターや企業のAI対応を円滑化するAIコミュニケーションプラットフォームを開発、展開しています。プラットフォームにはボイスボットとチャットボットをオールインワンで提供する「CAT.AI CX-Bot」、生成AIと連携したサービス「CAT.AI GEN-Bot」を筆頭に6つのサービスが含まれ、独自開発のNLP(自然言語処理)技術と先進的なシナリオ、直感的でわかりやすいUIを自由にデザインし、ヒトを介しているような自然なコミュニケーションを実現します。独自のCX理論×高度なAI技術を以て開発されたCAT.AIは、金融、保険、飲食、官公庁を始め、コンタクトサービスや予約サービス、公式アプリ、バーチャルエージェントなど幅広い業種において様々なシーンで活用が可能です。